仕事というものは、自分で考え行動出来る有能なスタッフが数名いれば、上司がお粗末でも成立します。さらにその下で働くスタッフも有能であれば、先輩を見ながら成長していきます。
こう言う有能なスタッフがいる場合、上司が口を出し過ぎると、現場はかえって混乱します。要は『肝心な所でしか上司は口を出さない。そして全責任を負うものだ』と末端のスタッフまで伝われば、現場は迷うことなく己の仕事に集中し良い成果が出てくるのではないかと思います。上司は無理に自己主張なんてしなくてよいのだと思います。
但し、言われたことしか出来ない言われたことさえ出来ない場合、その限りではなく、手取り足取り120%力を注いで教えてようやく合格点と言ったこともあります。それでも、その人なりに自分で考えている内は、時間が許す限り大きな心で見守ることも大切です。