人間、年齢を重ねていけば、自然と経験も多くなります。
しかし、年齢が高い人ほど多くの経験とともに、頼りがいのある存在になっているのかというと、私はそうではないと思います。いくら年齢を重ねていても、与えられた責任から逃げてばかりいた人は、年齢に即した智恵や信用など持ち合わせていません。逆に、年齢は若くとも、困難に立ち向かい、責任を果たしてきた人は、周りから信頼される存在になっています。
いつの年代においても、問われた責任から逃げ出さずに、人間性の向上に努めてきた人が、結果、年齢に即した価値の高い存在になっているのではないでしょうか。